愛老犬ヨタロウとの依存症親バカ飼い主の日記

2002.11.17生まれのミニチュアダックス。老犬との生活や日常生活を記録に残していきたいと思いました。

実感がない。

のか?

思ってたより飼い主が冷静で自分でもびっくり。

 

まだ喪失感がないのか、

ベットに横たわっているヨタロウがあまりにもかわいいからか、

 

さっき、お水を飲んでくれたので

慌ててケチャップとかを入れるソース容器を探しに行った。

そしたら自力で起き上がってて、

今日買ってきた桃のゼリーを詰め食べさせようとしたら嫌がられた。

 

お水を飲んで腸が動いたのか、ヨロヨロと自力でトイレに向かいうんちをしたのでびっくりした!

すごく頑張ってうんちをして、

体力消耗してベットまでの帰り道にへたり込んだ。

ゼリーにお水を混ぜて、水分補給をしてあげようとしたが、垂れ流し。

キツそうなのでベットに運んであげた。

 

落ち着いてやっと眠りそうだったので

そっと撫でて飼い主ベランダにてこのことをブログに書こうと途中まで打っていたら

突然絞り出すような鳴き声が。

それで慌ててお部屋に戻り、撫でながら、温めながら様子を見ていた。

一応、職場のバイトの子に明日のお願いのラインを打って、

吐きそうなのか苦しそうで横になっているのを抱っこしてさすっていたら

キャインという鳴き声とともに意識がなくなる。

呼吸は続いていたので、横にならせ、救急病院へ問い合わせの電話。

目に意識がないようで、呼吸チェックを続けてさすっていた。

息は弱く、その間に何度かビクンと痙攣。

ずっと声をかけ続けて、さすって温めて。

吐きそうにしている様子と、途中弛緩したかのような放心顔になり、吐くのかまたキャインと鳴いて

呼吸が止まったかと感じ、心臓は動いて、

でも3回ぐらいビクンと大きく揺れ、

そして動かなくなった。

 

ものの30分くらい。

びっくりするほど早かった。

 

あれから2時間経って…

でもまだ生きているみたいで…

 

痛いのも怖いのも苦手なヨタロウが闘病や病院や注射などなど、

すっごくすごく頑張ってたから、

私のワガママでツライ思いはして欲しくなかった。

自壊したメラノーマも痛いだろうし、

ごはんもどんどん食べれないし、

それでもなんとか食べたいごはんを!と思ってた。

なんで老犬がこんなツライ思いしなくちゃなんだ!と憤りも感じたし

大事なヨタロウの身体がメラノーマに蝕まれていくのを見るのは私も辛かった。

でもメラノーマも含めてヨタなんだ。とも思った。

 

昔読んだブラックジャックによろしくというマンガで

癌は余命がわかる病気だから準備が出来るってセリフがあった。

なのでいっぱい調べたり準備したり、

最後くらい出来ることを。と。

 

ヨタが苦しまなくて良くなって、

飼い主は亡くなって悲しい気持ちより安堵感が優っているみたい。

不思議。

やっと穏やかに痛くなく眠れるね!

 

絶対また会える!!

どんな形であれ、このお別れは一瞬で、

絶対また会える!!そう言いながら旅立ちました。